除菌、ウイルス・カビ対策
エアコンとカビ
エアコンの汚れで気になるのがホコリとカビです。
しかしカビはどうしてエアコン内に発生するのでしょうか?
どのようにすればカビの発生を防げるのでしょうか?
冷房、除湿でエアコンを使用するとエアコン内部は湿気で濡れた状態になります。
冷えた熱交換器に温かい空気を通し冷えた風を出す仕組みなので熱交換器は結露します。この結露した水が外のドレインホースから出ているのです。よってエアコン内部は濡れていて湿気だらけの状態になるのです。
この状態でエアコンを停止しすると室温も湿度もあがり、高温・多湿・暗所の状態のエアコン内部はカビの繁殖には適した場所となります。
ではどのようにしてカビの発生を防げばいいのでしょうか?
それはエアコン内部を乾かすことです。最もよいのは冷房・除湿で使用したあと、送風運転で内部を乾かすことです。風をまわすだけですので結露はしませんので乾かすことができ、カビの繁殖を抑えます。切りタイマーで30分程くらい運転してください。
しかしエアコンのリモコンは送風モードがないものが多いのです。内部クリーン機能がついていればこれを利用してください。
サッシまわりの結露などを気にされる方は多いと思いますが、このような過加湿の状態をつくるとエアコンも結露します。エアコンを暖房で使用していると乾燥する方向に向かいますが、暖房はエアコンでは行わず、石油ストーブなど、他の暖房器具を使われるご家庭が多いです。過剰に加湿し暖房器具でも温めらてた空気はお部屋上部に上昇します。エアコンは部屋の上の方についており、中は銅やアルミの金属のかたまりです。お部屋の他の部材(建材)より当然金属のエアコン内部は冷たいため、そこに温かい湿った空気があたれば、結露します。結果 カビが生えると。加湿しない限り気候的には空気は乾燥しているので、夏場程ではありませんがこのようなメカニズムでもカビを生やす可能性があるという事を認識されておいた方がいいと思います。